誰も想像したことがなかったようなChatGPTの使い方

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もはや知らない人はいないChatGPTですが、今回は普段思いつかないような変わった使い方をご紹介します。

*そもそもどんな使い方が多いのか ー
ではまず、一般的にはどういう使い方をされているのか、ざっと調べてみました。
一般知識:「宇宙の年齢はどれくらいですか?」
アドバイス:「効率的な勉強法を教えてください。」
ハウツー:「業務管理のチェックリストを作ってください。」
業務補助:「この英語の文章を日本語に翻訳してください。」

このような問いかけを試しにした人は多いのではないでしょうか。
では、これらに属さない変わった使い方とは、どんなものがあるでしょう。

着眼点は、「事実かどうか」。
一般的には、世の中に既に確定している事実を調べがちです。
逆に、「事実でないことを聞く」なら面白そうですよね。
実際聞いてみたときの回答が以下です。

*「明治維新が失敗していたらどうなっていたか」
ChatGPTからの回答
・現実の歴史:1868年の明治維新により、日本は急速に近代化し、西洋の技術や文化を取り入れました。
・もし失敗していたら:徳川幕府が続いていた可能性があり、日本は開国や近代化に遅れを取っていたでしょう。結果として、西洋列強による植民地化のリスクが高まり、日本は今ほど経済的・軍事的に強くなっていなかった可能性があります。

非常に面白いですね。この時は、簡単な問いかけに対してこの回答ですので、もっと出典や考察材料を与えてあげると、もっと詳細な仮説を出してくれます。
では、もう1パターン聞いてみましょう。

*「あなたは10年後の私です。これから私の性格と好きなものを伝えるので、10年間の変化に対する感想を教えてください。」
ChatGPTからの回答(一部省略)
パーソナルAIアシスタントが日常の細かなサポートをしてくれることで、時間を有効に使い、想像的な活動に集中できるようになりました。ホログラムコミュニケーションや自律移動式カフェなど、新しい形の交流とリラックスの場が増え、生活の質が向上しました。都市全体がインタラクティブな学びの場となることで、常に新しい発見と刺激を得ることができ、毎日が驚きと楽しさに満ちています。

これも、自分の性格などを細かく設定することで、もっと解像度の高い未来を答えてくれます。今回はひとつの質問でひとつの回答でしたが、また別の個人的な質問を重ねることで、あたかも10年後の自分と会話しているような感覚になることができます。

*「もし、歴代ローマ教皇のうち一人でも欠けていたら。」
ChatGPTからの回答
・グレゴリウスⅠ世:彼が在位していなかった場合、教会の改革やヨーロッパへの布教活動が遅れ、キリスト教の広がりが制限されていた可能性があります。
・ウルバヌスⅡ世:彼がいなかった場合、第一次十字軍の呼びかけが行われず、ヨーロッパと中東の歴史が大きく変わっていたでしょう。

あえて誰と絞らず自由に答えてもらうことで、それぞれの人物の影響を理解することができますね。

*「科学に加えて、人の手から簡易的な現象、例えば種火や微風を発生させられるなら。」
ChatGPTからの回答
環境への影響:風力発電や火力発電のような大規模なエネルギー生成施設が不要になるため、環境への負荷が減少します。

この問いに関しては、残念ながら小さい火や微妙な風という部分は考慮してくれなかったようです。この場合は、「種火=ごく小さな火、微風=ごく僅かなそよ風程度のエネルギー量だと仮定して、想像し直してください。」と追加の修正をすると、より納得のいく答えに辿り着けます。

ChatGPTには無限の可能性があります。ぜひあなたも、「事実」ではなく「イフ」の世界を試してみて、新しい発見を楽しんでください。

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