これまでのモデルから比べて、PS5の進化した点は、付属の「DualSense コントローラー」と3Dサウンドです。
ここで、このPS5の新しいコントローラーと新技術の3Dサウンドについてみていきましょう。
DualSense コントローラーとは
PS5に付属している「DualSenseワイヤレスコントローラー」を使うことで、ゲーム中のアクションをリアルに手で感じられるような、臨場感あふれるプレイ体験が可能になりました。
ハプティックフィードバック
対応した作品では、ハプティック(触覚)をコントローラーからフィードバックすることで、プレイヤーはゲーム中のアクションや衝撃を「触感」として感じとることができます。
たとえば、泥道を走っている車の重くてずっしりとした感触、 鉄同士がぶつかり合う感触、魔法攻撃で手の中の火花が散っているような感覚、コツンと物体に当たったときの小さな感触、振動位置を変えることでキャラクタの移動や向きを変える、といった、さまざまな体験を表現できます。
言うなれば、これまでの「コントローラーの振動」のより進化した形、というところかも。
アダプティブトリガー
アダプティブトリガーは、ゲームの状況に合わせてボタンの抵抗力が変化するという、これまでなかった機能。
たとえば、弓の弦を引き絞ったり、高速で走る車のブレーキをかけたりといった 対応作品内でアクションしたときに、物理的なその感触を自分の手に感じることができるという、より「感じる」体験ができます。
内蔵マイク・ヘッドセット端子
コントローラーにはマイクが内蔵されていて、これを使ってオンラインでチャットすることが可能。また、3.5mmヘッドセット端子につなげば、持っているヘッドセットも利用できます。
クリエイトボタン
クリエイトボタンで、ゲームプレイの録画、ライブストリーミングなどができます。自分のゲームプレイを動画や画像コンテンツにしたり、ライブ配信できるなど、昨今の時流にも対応しているのがソニーらしいところ。
Tempest 3Dオーディオ
PS5は、映像と同じくサウンドも進化。
PS5と同時に発売する「PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット(9,980円)」を使うことで、PS5が持つ3Dオーディオの技術をフルに活用できますが、手持ちのヘッドフォンでも、PS5のUSBで接続する・DualSenseワイヤレスコントローラーのヘッドセットジャックに接続すれば、3Dオーディオを体験できます。
「Tempest 3Dオーディオ」という技術は、オーディオポジショニングを正確に実現するために設計され、その名の通り全方向から音が聞こえるような感覚を体験できるサウンド技術です。
よくあるRPGの1シーンを例にしてみると
とある町の酒場に入ると、近くではお客同士のおしゃべりが、奥のほうではピアニストが演奏する音楽が聞こえる
といった具合。
また、ホラーゲームでは、自分が音をたてる・敵がたてる音が重要になる、といった微妙な表現も体験できるかも!
3D オーディオはこれまでもありましたが、これまでの3D オーディオとの違いは、サウンドが3D 空間のあらゆる場所から聞こえるため、「あたかもそこにいるかのように感じられる」ことです 。
このため、ゲーム内の周囲の状況も把握しやすくなって、戦闘の最中でも敵の攻撃がきた方向を直感的に判断できるなど、まさに臨場感と没入感に満ちた体験に貢献します。
進化したコントローラーの「感触」とサウンドに期待
PS5の新コントローラーと3Dサウンドについてでした。
このようにみると、どんな経験ができるのかワクワクしますね。
これらの技術によって、より「感じる」ことができる、没入感が高いゲームプレイが期待できます。
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