「ゲーミングPC」とはその名の通りPCゲームを遊ぶのに特化したパソコンです。
しかし、このゲーミングPC、高性能なだけあって金額が高いのが問題です。
といって5万円くらいの安いものを選ぶと、高確率で「安物買いの銭失い」になってしまうでしょう。
なぜなら、ゲーミングPCは当然ながら内部のパーツが普通のパソコンよりも高級だからです。
そのような高級なパーツが、安く買えることはほとんどないですよね?
ということで、ゲーミングPCを買うならそれなりの予算をするものを選ぶべきでしょう。
ただ、初心者なので当然、そんな高額なものは出せない…という人のために、価格優先、10万円前後で買える初心者にオススメなゲーミングPCを、大手パソコンメーカー各社から4つ紹介してみましょう。
ゲーミングPC販売の大手メーカーから4つ紹介
ドスパラ・GALLERIA DJ
ドスパラとは、ゲーミングPCといえばまずはここ!というような定番のパソコン販売会社です。
ということで、初心者はやはりまずこの会社の製品が選択肢に入るでしょう。
「GALLERIA DJ」は、10万円前後で買える、初心者におすすめなゲーミングPCのエントリーモデルです。
グラフィックボードに「GTX1660」を搭載。
従来のモデルよりワンランク上となり、Core i5-9400Fとのバランスもバッチリ。
SSDは標準で搭載されてませんが、キャンペーンで無料配布されることがあるのでこの時期をぜひ狙いたいところ。
また、外観も特徴的。普通のゲーミングPCはたいてい大きいですが、「GALLERIA DJ 」はコンパクトなミニタワーサイズ。
日本刀がモチーフというフロントパネルのサイドも地味にかっこいい。
「GeForce GTX VR Ready」のロゴもあるので、 VRを体験してみたい人にもおすすめ。
ちなみに、あと3万5千円くらいでワンランク上の「GALLERIA XT」 が買えますが、価格をとるか性能をとるかが悩みどころ。
ここは自分の希望に合わせて選びましょう。
基本スペック
- 価格:94,980円 (税抜き)
- OS:Windows 10
- CPU:Core i5-9400F
- GPU:GeForce GTX1660 6GB
- メモリ:DDR4-2666 8GB
- SSD:非搭載 (キャンペーン時240GB)
- HDD:1TB
- 電源:400W BRONZE(キャンペーン時500W BRONZE)
TSUKUMO(ツクモ)・G-GEAR mini GI7J-C190/T
TSUKUMO(ツクモ)のG-GEARシリーズは、自作PCで高評価のパーツをたくさん採用している点
がよいところ。
また、ASUS製マザーボードや光学ドライブを標準搭載している点も魅力です。
さらに、「ゲームPCアワード」でG-GEARは6年連続デスクトップゲーミングPCの最優秀賞を受賞していたということも信頼性が高い証。
このアワードはユーザーアンケートで決まるので、ユーザーがゲーミングPCで一番満足しているメーカーがツクモということになるでしょう。
G-GEAR mini GI7J-C190/Tは、ミニタワーのゲーミングPC。
キャンペーンではSSD 240GBが500GBに、HDDが非搭載から2TBになってさらにお得になるので、キャンペーンを狙いましょう。
値段が10万円以上しますが、そのぶんだけ性能面は安心。
グラフィックボードはRTX2060、CPUはi7-8700で、これらのバランスが良く高パフォーマンスを実現します。
ミニタワーなので置き場が確保しやすいのはいいのですが、その分拡張性を捨てています。
ただ、ライトユーザーは拡張性よりも省スペースを選ぶことが多いですよね。
基本スペック
- 価格:129,800円 (税抜き)
- OS:Windows 10
- CPU:Core i7-8700
- GPU:GeForce RTX2060
- メモリ:DDR4-2666 8GB
- SSD:240GB(キャンペーン500GB)
- HDD:非搭載 (キャンペーン2TB)
- 電源:500W SILVER
マウスコンピューター・NEXTGEAR-MICRO im610SA3
マウスコンピューターは低価格で高品質なパソコンを作っている日本のパソコンメーカーです。
このマウスコンピューターもゲーミングPCを販売しています。
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド 「G-Tune」 は、お手ごろ価格でパソコンゲームを快適に楽しむためにチューニングされたパソコンです。
BTOでカスタマイズできて、サポートやサービスも充実しています。
「NEXTGEAR-MICRO im610SA3」は、あの有名サイト「価格.com」のプロダクトアワード2017 金賞受賞モデルの後継機です。
GTX 1660×i5-9400が搭載されたミドルクラスゲーミングPC。
名前の通りゲーミングPCとしてはコンパクトな本体で、シンプルなデザイン。
CPUはコスパに優れた「Core i5-9400」。
6コア6スレッドで普通のゲームならサクサク動かせます。
フルHD環境ならベストなモデルでしょう。
現在の重量級ゲームの標準品質では快適、最高画質ではちょっときびしいという感じですが、この辺はライトユーザーはそこまでこだわらないところでしょう。
とにかくコスパに優れているのが最大のポイント。
とりあえず今すぐゲーミングPCで遊びたくて、かつ予算も抑えたいという人におすすめ。
基本スペック
- 価格:112,800円 (税抜き)
- OS:Windows 10
- CPU:Core i5-9400
- GPU:GeForce GTX1660
- メモリ:DDR4-2400 8GB
- SSD:240GB
- HDD:1TB
- 電源:500W BRONZE
パソコン工房・LEVEL-M0B6-i5F-RI
パソコン工房の「LEVEL-M0B6-i5F-RI」は、必要最低限以上の性能のゲーミングPCで、多くのゲームで快適にプレイすることができるでしょう。
しかし、最新ゲームではやや苦労するかもしれないという、コストパフォーマンス重視のゲーミングPC。
グラフィックは現在のゲーミングPCで標準的な性能、ミドルクラスの中くらい。
CPUはコストを抑える「i5-9400F」を採用。
性能面は多少控えめで高設定にできないことがあったり、SSDが非搭載というのがやや難点ですが、多くを求めずできるだけ価格を抑えたいというライトユーザー向けゲーミングPC。
税抜きで10万円以下の価格が一番の売りですが、最新グラフィックボード「GTX1660」が搭載されているという点が見逃せません。
基本スペック
- 価格:89,980円 (税抜き)
- OS:Windows 10
- CPU:Core i5-9400F
- GPU:GeForce GTX 1660
- メモリ:DDR4-2666 8GB
- SSD:非搭載
- HDD:1TB
- 電源:500W BRONZE
初心者は安すぎず高すぎずを狙おう
安すぎず高すぎず、価格優先で選ぶ初心者におすすめなゲーミングPC4選でした。
メモリが8GBというものが多いですが、最新のゲームで快適に遊ぶにはメモリは16GBは欲しいとされているので、先の事も考えるなら+8千円くらいでカスタマイズしたり、あとで増設すればよいでしょう。
ライトユーザーや初心者がゲーミングPCを選ぶときは、「安物買いの銭失い」にならないように、清水の舞台から飛び降りる気持ちで最低でも10万円~15万円くらいのものを選びましょう。
それでこそ、最新ゲームがサクサクヌルヌル動く感動を得られるというものです。
また、今回紹介したような評判のよい大手メーカーから選ぶと、サポート体制もしっかりしているので安心です。
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