名作とバカゲーの狭間?「ブシドーブレード」について

「ブシドーブレード」は1997年に初代プレイステーションで発売された対戦格闘ゲーム。

これはかなり異質な格闘ゲームで、開発はあのFFのスクウェアだったというのもすごい。

ここで、このブシドーブレードについて語ってみました。



ブシドーブレードとは

ストーリーは、広島県で500年以上の歴史を誇る「鳴鏡館(めいきょうかん)」という剣術道場
は、暗殺集団「陰(かげ)」という裏の顔があり、鳴鏡館に所属していた6人の主人公キャラクターがその秘密を知ってそれぞれに脱走を図るも、次々と「陰」の追っ手がやってきて…というお話。

画面だけ見ると戦国時代かなのと思いきや、現代が舞台なんですね。

まず第一に、対戦格闘ゲームでは体力ゲージがあるのがほとんどだけど、このゲームにはそれがない!

刀などの武器を使った対戦ゲームなので、ほとんど一撃で勝負が決まってしまう。

ただ、足や腕に攻撃を受けて負傷した場合、それに応じた制限ができる。

たとえば腕なら武器が使いにくくなったり、足なら歩けなくなって這うことしかできなくなるという風。

また、開始時の相手が語っているとき攻撃して勝つと、武士道に反したということで即ゲームオーバーw

ということで、現在は「バカゲー」に分類されるということもあるみたいだけど、しかし自分はこの型破りさが好きだったなあ。

逆に「早すぎた」という評価もある。

個人的にだいぶ入れ込んだのが「百人斬りモード」。

一撃で勝負が決まるストーリーモードや対戦モードと違って、ザコ忍者たちをバッサバッサと斬っていけるのが楽しい。

ザコ忍者を一定数倒すごとにボスが現れるんだけど、先に進むとあの「バカ殿」が出てくる!

This Is The ブシドー

雰囲気も外国人が好きな日本感みたいな感じで、ほかにも銃を使うナルシストとかバカ殿とか…バカゲーのニオイがプンプンしますわな。

しかし、それがいい!

「なんちゃってチャンバラ」みたいに、かっこつけながら竹やぶの間とかを走って切りあうなんて最高に受けるw

ゲームなんてそんなもの、というのがいいんじゃないでしょうか。

今やっても、このゲームのシステムを知り尽くしている人同士なら白熱の戦いができるし。
よく知らないという人でも友達とゲラゲラ笑いながらプレイできる!w

ほかの普通の対戦ゲームなら残らないけど、これは残るゲームだと思うなあ。

プレイしたことがないという人には、ぜひ一度やってみてもらいたい異質の作品。

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